寒い日に車のバッテリーが上がる原因とその予防や対処法について実体験と共に書いていきたいと思います。
こんにちは
アルバータ州は-10度~-2度と、先々週の-20~-30度と比較したら少し寒さがマシになってきたかな?という感じです。
実は先々週の大寒波の中、あまりの寒さに車のバッテリーが上がってしまい車が動かなくなってしまいました。(今は復活しました)
既にカナダに住む方は予防や対処法についてご存知だと思いますが、これからカナダへの留学や移住など考えている方々へ事前にお知らせできればなと思い記事にすることにしました。
それでは行きますね
バッテリー上がりは突然に…
連日の大寒波。近所でコードを挿している車をちらほら見かけたのですが、このときはよく分かっていませんでした。
(皆何してるんだろう?と呑気に写真を撮って旦那に送ってました…)
バッテリーを充電しているそうです
金曜日に車の運転をしたときは問題なかったのですが、日曜日の昼間に運転しようとしたとき
車のエンジンがかからないことに気付きました。
寒さのためにバッテリーが上がってしまったんですよね。
ちなみに「バッテリーが上がる」というのはバッテリーが電気不足に陥っている状態のことを指します。
バッテリーの役割
バッテリーは蓄電器として電気を供給する役割があります。バッテリーの電力によってエンジンを動かしますが、エンジンの稼働中はオルタネーターという発電機によって電気が作られるそう。
このオルタネーターはエンジンの回転の伝達により電気を作り、電装品に供給されたりバッテリーに充電されます。
基本的にエンジン稼働中はオルタネーターの供給する電気がメインにりますが、それでも足りないときはバッテリーから供給するそうです。
バッテリーが上がると起きる症状
エンジンがかからない以外にも、ラジオなどの電送品が動かないなどの症状があるよう。
私たちの車では、スマートキーが上手く反応しないという症状ありました。
ちなみにスマートキーが反応しなければドアを開けられないじゃん!と思ったのですが、鍵穴を使って開ける方法もあるようです。
【スマートキーが壊れたとき、ドアはどうやって開ける?】
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-trouble/subcategory-support/faq277
また、エンジンが上がったときの他の症状についてはこちらに詳しく載っています。
【車のバッテリー上がりの原因と対策】
バッテリー上がりは突然起きたように思われますが、旦那にはエンジンがかりにくいと言った予兆ががあったようです。
ちゃんと予兆についても知っておかなきゃですね…!
- エンジンが かかりにくい
- パワーウィンドウが開かない
- 室内灯やヘッドライトが暗い
こういった症状があるそうです。
バッテリー上がりの原因
バッテリー上がりの原因については色々あります。
- バッテリーが寿命を迎えて電気を蓄えることができない
- ライトを消し忘れてバッテリーの電気を使い果たしてしまった
- バッテリーの接続が緩んだり、腐食している
- ドアが完全に閉まっておらず、室内灯が点灯したままだった
- 運転頻度が少なく走行中の充電ができなかった
- 寒さのためにバッテリーの性能が下がった
ライトの消し忘れは私もやりそうになります…!笑 気を付けなきゃですね
ちなみに今回のわがやの場合は下の2つが原因です。
カナダのように寒い地域ではよく起こりうることだそうです。
この2つの要因について詳しく調べてみました。
寒い環境におかれていた
バッテリーは化学反応によって電気を供給したり、充電します。化学についてはちょっと苦手なので詳しくは説明出来ませんが、気温が低いと
- バッテリーの容量の低下
- 充電効率の低下
が起こりやすくなるそう。
そしたら電気を蓄えることも難しくなりますよね。
それに加えて、気温の低い冬は夏よりも、エンジン始動に必要なエネルギーが増えたり、ヒーターを使うなど電気の供給量も多くなるため、バッテリー上がりが起きやすくなるそうです。
運転頻度が少ない
バッテリーの役割のところでもちらっと書いたのですが、車のバッテリーは走行中に充電されるので乗らない状態が長くなるとバッテリーが切れてしまうそうです。
発電機であるオルタネーターも走行時間が短いと充分に電気を作れません。
私たちの場合は
- ほぼ毎日運転するものの
- 5~10分程度
と短い時間しか使っていなかったため、バッテリーの電力不足に陥っていたと思われます。
バッテリーが上がってしまった時の対処法
私たちはバッテリーが上がってしまったのが初めての経験で、何度かエンジンをかけようとしたのですがそれはあまり良くないようです
上がってしまったときの対処法について調べてまとめてみました。
- さらにバッテリーが劣化してしまう恐れがあるため、何度もエンジンをかけない
- ジャンピングスタートを行う
- ジャンプスターター、カーバッテリー用の充電器を使う
- プロにお願いする(保険会社)
ジャンピングスタートは他の車から電気をもらってエンジンを始動させる方法になります。
ジャンピングスターターで復活させる
わがやはジャンピングスターターで復活させました。
ジャンピングスターターとは一時的にバッテリーに電力を供給してエンジンを始動させることのできる機器です。
https://www.amazon.ca/NOCO-GB70-UltraSafe-Lithium-Starter/dp/B016UG6PWE/ref=asc_df_B016UG6PWE/?tag=googlemobshop-20&linkCode=df0&hvadid=293033534158&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=5960523319165140957&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=m&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=9001386&hvtargid=pla-441373450704&psc=1&mcid=28b45863d79b31d68dedc63c8365a4b2
といっても私たちの場合は車が動かないのでスターターを買いに行くことも出来ないし、通販だと数日後になってしまうし…と困っていたところ旦那の友人がスターターを持って助けてくれました!
寒いカナダに住んでいると一台あった方が安心ですね
ジャンピングスターターの方法については専門的な内容になるので、他の方の記事を貼っておきますね。
【ジャンピングスターターの方法】
https://www.kamitake.net/blog/jump-starter/#index_id8
バッテリー上がりを防ぐ方法
バッテリー上がりを防ぐ方法を載せておきますね。
- エンジンを切ったままで、エアコンや室内灯などの電装品を使用しない
- バッテリーを定期的に点検する(バッテリーの寿命は2~3年)
- 予兆があれば早めにバッテリーを交換する
- 必要であればバッテリーの充電をする
- 短い運転を避け、一度の運転を15~20分以上にする
- 一週間に一回は1時間以上走行することが有効スト
わがやは寒い日など夜、車を使っていないときに充電するようにしています。
車の中にある端子を充電ケーブルにつなぎ、
コンセントに差し込んで充電をしています。
これでひと安心です
まとめ
普段から気を付けて意識していれば、バッテリー上がりを防ぐことも出来ると思います。
これかカナダに来られるか予定のある方、寒い地域への引っ越や、車を持ってはいるけどあまり乗らない方など、記事を見て参考になると幸いです
最後まで読んで頂き、ありがとうございました
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